一昨日、WIEN2kの新バージョン WIEN2k_10.1 (Release 7/6/2010) がリリースされました。
主な変更点は、SCF計算の際、lapw1の入力ファイルにフェルミレベル(EF)の値が挿入され、エネルギーパラメータがEF-0.2の値に置き換えられるようになりました。ゴーストバンドが出にくくなるのではないかと思います。
その他には、反復法による対角化の改良、modified Becke-Johnsonという新しいポテンシャルのサポート、またユニットセル内の原子数が100を超えるような系で、単一k点でもDOSを描画できるようになったりしています。
詳しくは、次のURLを参照してください。
http://www.wien2k.at/reg_user/updates/
さっそく動作を確認していると、やや大きめ系のMPI並列計算がsegmentation faultでエラーに、何か変更点でもあったかなとみていると、原因はOOM-Killerであったことが判りました。OSを切り替えた際に設定を更新していなかったため、半分程度のメモリ使用率でkillされていました。。
共有メモリ環境では、使用メモリを抑えられるスレッド並列を利用した方がよいですね。

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